今回は水筒のお話。普段の生活やハイキングにと、我が家では「THERMOS」のステンレス真空ボトルを家族で複数使ってます。
熱いお茶を入れても外側が熱くならないし、冷たい氷水を入れても汗をかかない(結露しない)のですぐにザックに放り込めるし、とにかく重宝して使っていました… が、最近そのうちの一つが突然結露するようになりました。
さて…どうしたものか…
不具合が出たのは一番最近使い始めたやつでまだ半年。水筒として使う分には何ら問題ないけど、それじゃただの重たい水筒…存在価値がない。う~ん…
仕方無いから、新しいのを買おうかとも思ったんですが、古くから使ってる他の2つは、これまでもう随分使っているのになんら問題ありません。 突然機能が失われたのは不良品なのでは?そこで! 面倒ですがサーモスのお客様相談室に電話してみる事にしました。
電話対応はとても良く、「調査いたしますので、不具合の出た品物を着払いでお送りください。」とのこと。そこで、次のような文章を同封して送ってみました。
サーモスお客様相談室 担当者様
拝啓
先日お電話させていただきました水筒(JMK-501)の不具合の件、現品をお送りさせて頂きました。この品物は、約半年前に新品で頂いたものです。最近冷たいものを入れておくと外側が冷たくなり、結露する様になりました。お手数ですが使用上の問題があったのかどうか調査お願い申しあげます。 敬具
そして…一週間経って宅配便で、調査報告と新品の水筒が送られてきました! 不具合があった水筒は廃版になったので、なんと最新型ですよ~( ̄▽ ̄)V
「製造工程上の問題を含んでいる可能性がございますので、交換品をお送りさせていただきました。」とのことです。
報告書によると…「簡易保温性能試験」で明らかな保温性能不良。底カバーの勘合部分にサビが発生し、そのサビ部分から微小なリーク穴を確認しました。との調査結果。
そして、報告書の最後に留意点として「使用後はしっかり水切りしてください!」と、しっかりクギを刺してありました。ステンレスと言えどもサビますからね…(^_^;)
「THERMOS」は、山屋さんには「テルモス」と呼ばれて馴染み深いブランドですよね! そこでサーモスのHPを調べてみました。
1904年にドイツのガラス職人が、2重真空ガラスのボトルを金属ケースで覆った物の特許を取得。これが魔法瓶「テルモス」の始まり。1978年に「日本酸素」がオールステンレス製魔法瓶を開発。そして1989年にサーモス社を日本酸素が買収して、2001年に家庭用品部門を分社化。現在太陽日酸社の子会社として、サーモス株式会社が[THERMOS」のブランドでステンレスマグを販売しているとのことです。
送られてきた新型(JMZ-480)は、従来品より軽く小さくなって容量は同じ。キャップも半回転で外れるようになったし、パッキンも簡単に着脱できてとても使いやすくなっていました。さらに山歩きに便利になりましたね!
サーモスさん、今回は大変お世話になりました。<m(__)m>
この記事へのコメント
水鵬
サーモスさんですね~
同じ業界なので、私も個人的に仲が良いんです。
送ってきたのは今年の新製品ですね。
めっちゃ軽くて良いやつですよ!
私が言うのもなんですが、この真空二重構造タイプを作らせると技術は日本一だと思います。
保冷力が落ちたのはリーク穴から真空漏れを起こして保温力が無くなったのでしょうね~
サビはリーク穴のせいで錆びただけだと思います。
何気に私も山に持って行くのはサーモスのボトルですw
teppan
真空ステンレスボトルはホント便利。強いて欠点をあげれば重いってことですかね。
でも新しいやつは随分軽くなりました。しかもコンパクトになって。
これで山歩きもさらに快適~!と思いきや、もう娘が狙ってますよ~^^;